「エージシュート達成者コーナー」

エイジシューター募集!

東香里ゴルフセンターでは、生涯の夢「エイジシューター」を応援しています。

自分の目標を公表することで目標意識を高めてみませんか?

当練習場に、エージシュートボードを作成し、掲示いたします。

我こそはという方を募集しております。お気軽にご相談下さい!

エージシュート達成者!

953回 植杉 乾蔵 様 9/24現在 29回 北村 栄三 様 17回 寺畑 良之助 様
3回 安藤 良明 様 2回 中川 満 様 2回 山内 四郎太 様

もう少しでエージシュート達成!

あと3打 松村 高夫 様

あと5打 中村 雅裕 様

あと6打 今中 明道 様

あと8打 福出 敏夫 様 あと8打 福出 敏夫 様

あと8打 小永吉 達也 様

あと11打 西村 司郎 様 あと15打 穂積 常男 様 あと19打 緒方 憲子 様

あと20打 覚前 季範 様

   

 

2012年9月24日 植杉乾蔵氏 東香里ゴルフセンターにご来場されました

トークショー&スイングデモンストレーションを披露!!

 

 

 

 

 

 

ダブルエイジシュート達成!!!!!

昭和11年3月15日生まれの北村栄三さま。

おんとし76歳です。

とってもお元気で、殆ど毎日、東香里ゴルフセンターに来られます。

この猛暑のなか「鉄人ゴルフ2R大会」に参加されました。

牧野パークゴルフ場を2ラウンドプレーする競技会です。

暑さで1ラウンドでもまいる中を、2ラウンドもプレーするのです。

普通のゴルファーでもシンドイところを、76歳の方が・・・

そして、しかも、驚くことなかれ!!!

2ラウンド共に、見事に!!!エイジシュートを達成されました。

これは、偉業!であります。

数年前の大病を乗り越えてのこの偉業に心からの拍手をお送りすると共に、

今後のますますご活躍をお祈りいたします。

 

 

15回目のエージシュート

エージシュートを達成されました。合格クラッカー

私の生徒さんの寺畑良之助さん(84歳)

これで、15回目の達成です
my golf diary&life-te

植杉乾蔵さんの675回には敵いませんが、

すぐ身近にもエージシュート達成者がおられます

日頃の努力の賜だと思います。
(久しぶりに達成された喜びの笑顔)
my golf diary&life-tera

これからも、ますます元気に記録をのばしてください。

その為のサポートは惜しみませんので、、、m(u_u)m

 

6回目のエイジシュートを達成!

毎週熱心に、大阪市内から、電車に乗られて、東香里ゴルフセンターまでレッスンを受けに来られる。

78歳で最初のエイジシュートを達成された。

80歳を過ぎて、このたび公式戦で6回目のエイジシュート。

さらには、ご自身のベストスコアー更新までなされた。

「さる9月の敬老競技でマークした77は、いままでのベストスコアで“78の壁”を破ることができ前途に大きな希望が持てるようになりました」

80歳を過ぎても健康でゴルフが継続できることは、8年間にわたる東香里ゴルフセンター、岡本光康コーチの指導で精進できたことが大きかったと思います」

全てのゴルファーの夢であるエイジシュートを達成されたこと、おめでとうございます!

今後も、記録を積み重ねられることを、お祈りいたします。

6回目のエイジシュートを達成された寺畑 良之助氏

エージシュート達成!!度目達成

1回目 三田ゴルフクラブ

2004・2・29

OUT37 IN41 TOTAL78

エージシュート達成!!2度目達成

2回目 花屋敷ゴルフ倶楽部

2004・7・28

OUT38 IN40 TOTAL78

寺畑 良之助 様

大正155月生まれ 78歳  

 

「たんたん」と継続する

エージシュートを目指されるゴルファーへのアドバイスをお聞きしました。

「規則正しい生活をすれば、70歳を過ぎれば誰でも可能性があります」

ゴルフを生活習慣の一部にすれば良いとのことでした。

「特別なトレーニングをする必要もないです。

あえて言えば、相撲の四股踏みが良いのではないでしょうか」とのご意見でした。

何でも秘策があるわけではないのでしょうが、何か拍子抜けの答えに聞こえるかもしれません。 

植杉さんを見ていると、「たんたん」と日々続けることの大切さを感じました。

それは、「継続は力」で言い尽くされるのかもしれません。  

考えすぎな・あるがままのゴルフ

今までの全ての記録は、奥様がパソコンで管理をされておられます。

ここ数年は毎年百回以上のエージシュートを達成されています。

このままのペースであれば、あと3年ほどで前人未到の1000回達成がなされることになります。

ゴルフスイングに関して植杉さんは、

1.            ただ振るだけ

2.            バックスイングをどうこう考えない

3.            強振しない

4.            インパクトでは、「ヘッド・ビハインザ・ボール」を心掛ける

だ、そうです。

何時でも、ノータッチ、OKなしで最後までカップインされます。

自然にまかせて、あるがままの状態でプレーをされている植杉さんのプレーに改めて敬服の念を覚えました。

676回目のエージシュート

 

出だしの2ホールは順調でしたが、前日からの雨が降り続き、植杉さんにとっても苦しいラウンドとなりました。

ランがほとんど出ないのうえに白ティーからのラウンドは、86歳の植杉さんにとって距離のハンデがあったようです。

OBを含むダブルボギーが3つあり、前半のハーフが44のスコアとなりました。

後半の出だしで、連続ダブルボギー、パーの後、連続ボギーがあり、6オーバーとなりました。

残り4ホールを全てパーとしなければ、エージシュートは達成されません。

しかしプレーぶりは、淡々としたもの。

こちらもあえてスコアのことには触れずにプレーを続けました。

残り4ホールから植杉さんのショットが明らかに良くなって来ました。

崖っぷち状態になってから、連続でパーを重ねられ、最終ホールでも1メートルほどのパーパットを残しました。

固唾を呑んで見守る中を、最後のパーパットを決めて、86ストローク、676回目のエージシュートを達成されました。 

「エージシュート、おめでとうございます!」と小生が握手を求めても、すこしうれしそうな笑顔以外、淡々とされた姿は変わりませんでした。

素振り練習の大切さ

 

「一番良い練習は、素振りだと思います。

 クラブを逆に持って素早く行います。

 そして思いクラブを使ってゆっくりとスイングします。

 シャフトの中に砂を入れて素振り専用のクラブを作成しました。

 1分間かけてゆっくりした素振りを行います。

 素早いスイングと交互に行うことで効果を高めます」

小生が提唱している、逆クラブスイングとスローモーションスイングを実践されているのには、大変驚いたしだいです。

植杉さんの2番での10メートルは、下りスライスの微妙なタッチを要求されるラインでした。

滑らかなストロークから転がりの良いボールが糸を引くように放たれ、そのボールがカップに吸い込まれて行きました。 

カップインした瞬間に興奮した小生とは裏腹に、植杉さんは、いたって平静そのものでした。 

「今のは、まぐれです。 たまたま入りました。」と謙虚な姿勢であります。

ラウンド中にもいろいろお聞きしましたが、こだわりのない考え方が特徴でした。

「特別なことをしているとは思いません。

数多くプレーしているだけです。 

エージシュートは、70歳後半からは誰でも可能だとおもいます。」

とすべてのゴルファーに希望を与えるコメントをしておられます。

 

バンカーからナイスパーセイブ

 

1番セカンドは、惜しくもグリーンのバンカーに入ってしまいました。

しかし見事なまでに、ショットの出来に一喜一憂されることはありません。

淡々とバンカーショットをされるのです。 

そのスイングはスムーズそのもの。

深めのあごでありながら軽々と1ピンに付けられました。 

もちろん自分自身でバンカーレーキを使いバンカー内を綺麗にされます。

本当に全てのゴルファーにとってお手本のような存在であります。

石川遼プロと同じパターをクロスハンドに構えてスムーズなストローク。

3メートル弱のパットを決められ、「ナイスパー」発進です。

「パターは入らないものと考えています。

 色々な傾斜があり、芝目もあります。

しかも、グリーン上は綺麗な面ではありません。

入ること自体が、たまたまでまぐれなのです。」

この考え方があるからこそ、大記録が達成されてきたのでしょう。

2番は170ヤードのパー3ホールです。

5番アイアンか7番ウッドで迷われた末に、7番ウッドで打たれました。

ボールはピン一直線にナイスショットです。

ショットが良すぎて、10メートルオーバーでしたが、ナイスオンでした。

ちなみに植杉さんは、5番アイアンまでバックに入れられています。

これは、ある程度のヘッドスピードがあるからでしょう。

球磨カントリー倶楽部

 

植杉さんは、熊本県人吉市の球磨カントリー倶楽部をホームコースにされています。

プレーをご一緒してまず感じたのは、「静かな」そして「機敏」なプレーであります。

当日は、小生達と同じ白ティーからプレーされました。

「月に一度の競技会では、フルバックからもプレーしています。

ティーグラウンドは、皆様と一緒のところからプレーします。」とこだわりがありません。

1番ホールはなだらかな打ちおろしの391ヤード。

テークバックをゆっくり取られてコンパクトなトップオブスイングから大変シャープなスイングをされました。

ボールは見事にフェアウエーセンターの赤旗(230ヤードのIPポイント)めがけて飛んで行きます。

インパクトでは、「ヘッド・ビハイン・ザボール」の形を見事に取られていました。

トップ同様にフォロースルーもコンパクトな形で、インパクト周辺を重要視されている感じが見受けられます。

「プロアマで一緒に回った時のプロから『大きなフォローをとりましょう!』とのアドバイスを貰いました。 でも、歳もとってきて身体も柔らかくないので無理やり大きなフォローは取れませんので、諦めました。」とコメントされていました。

この「ゆったりリズム」と「コンパクトなスイング」は高齢者ゴルファーにとって、参考になる点ではないでしょうか。

ティーショットをフェアウエーセンターに放たれ、颯爽と歩かれる姿は、到底86歳に見えないです。

登りの激しいホールや、長いホール間のインターバル以外は、基本的には芝生の上を歩かれます。 ゴルフに行くことがトレーニングと考えておられます。

これは奥様が言っておられた日常生活に取り入れられる習慣付けに繋がるところでもあるようです。

「たんたん」と

植杉乾蔵さんのプレースタイルは、「たんたん」としたものです。

「スコアにこだわりません。

 『下手な鉄砲も数打ちゃ当たる』です。

 別に凄いことをしているとは思いません。」と、至って平常心そのものであります。

植杉さんは、若い時からゴルフ三昧の生活では、ありませんでした。

「55歳までは、普通のサラリーマンしていました。

お付き合いでゴルフをすることはありましたが、月に2度ほどです。

それから自分で事業を起こして、ゴルフのお付き合いが増えました。

その時からは、ゴルフのお誘いを受ければ、断らないことにしています」

との言葉どおり、シングル入りは60歳を過ぎてからでした。

そして71歳の時に初めてのエージシュートを達成されました。

「現役時代は、仕事が先ず一番だったのです。

引退してから、ゴルフが仕事です(笑)」

いわゆる遅咲きのゴルファーであります。

エージシュートを夢見る全てのゴルファーの星である植杉氏。

現役時代は仕事一途で、引退後ゴルフ一途であったのも興味深いことです。

すなわち、60歳からでも健康に留意して精進することで可能と言うことを具現化されているのです。  

奥様との二人三脚

 

奥様との二人三脚の基本は、「生活習慣」を大切にすることだそうです。

それは特別のトレーニングをするのではなく、日常の生活に取り入れることを中心に行います。 

食事を取るときの姿勢一つにしても、背筋を伸ばして行います。

背中が曲がり気味になると、間髪いれずに注意をされるとのことです。

「テーブルからこぶし一つ空けて座ります。

顔を食べ物に近づけて行くのではなく、食器を口に持ってきます」

これは、看護婦として多くの患者さんに指導してこられた奥様だからこそのアドバイスでしょう。

平成15年に骨折された時も、奥様独自の介護が実って復活されたそうです。

雨の日にゴルフ場で滑って転び、右足くびを骨折されました。

80歳を間際にしてのギブス生活を余儀なくされ、ゴルフプレーから遮断されることは大変つらい状況でありました。

当然ふさぎがちになり、寝たきりになりがちなご主人でありました。

そこで奥様は、食事は1階の食卓で取ることを義務付けされたのです。

しかも2階の寝室から1階までは、あえて介添えすることなくご自身で移動するように仕向けられました。

最初は這うようにして階段を登り降りされたそうです。

これが上半身の強化に繋がると同時に適度なリハビリになったとのことです。

また奥様は、ご主人にベットの横に尿瓶を置くことを薦めています。

これは、就寝中に尿意をもよおした時に、便所に行かなくても良い「移動トイレ」として使えます。

利点としては、

1.            事故の防止

2.            寝付けないことからの解放

3.            脳出血、脳梗塞の防止

4.            尿の量と色での健康管理

上記の利点から高齢者の男性にとっては、移動トイレは欠かせないそうです。

そして、尿の処分と容器の洗浄はご主人自身自らなされるとのことです。

冬の寒いトイレや浴室では、事故が少なくなくありません。

蓋の付いた尿瓶であれば、就寝中何回でも使えて、起床時には処分すれば良いわけです。

奥様もゴルフの腕前は、ハンデ14で相当なものです。

病院にお勤めの時からゴルフサークル内で楽しまれていました。

ご主人の一番の理解者で、ご一緒にプレーすることも一番多いのも奥様です。

いままで、ご主人エージシュートを400回ぐらいは同伴プレーされているとのことです。

エージシュート675回の意味

 

その偉業は、ゴルフダイジェストやチョイスなどのゴルフ雑誌をはじめ、いろいろなメディアに数多く取り上げられてきました。

植杉さんの675回のエージシュートがどれほど素晴らしい記録かということを、球磨カントリー倶楽部、企画営業部長の高橋健二氏は以下のように言っておられます。

「ゴルフを知られないお年寄りに植杉さんの偉業を説明する時、野球の川上哲治さんやイチローさんに匹敵すると紹介させていただいております」

野球には現役引退がありますが、ゴルフは生涯現役という素晴らしいスポーツであります。

いくつになっても、老若男女が同じフィールドで競い会うことの出来る唯一のスポーツなのです。 しかも団体競技ではなく、全てが自己責任の個人競技でもあります。

すでに雑誌や新聞で取り上げられているように、植杉さんの偉業には、奥様の役割が欠かせない存在であります。

長年看護業務に携われた奥様が、3食の徹底管理はもちろんの事、健康の細部にわたるまでご主人に「指導」されてこられました。

50歳までは、48キロあまり(165センチ)で虚弱体質であった植杉氏を、十年がかりで58キロのベスト体重まで持ってこられました。 

食が細く一度に多くを食べられない植杉氏に、一日6色のメニューで栄養管理をされたそうです。 

朝食は食パンに国産のみかん蜂蜜をたっぷりとつけます。

納豆、ヨーグルト(バナナ、イチゴ、干しぶどう、プルーン入り)、野菜ジュースに加えて欠かせないのが牛乳です。 お二人で毎日牛乳1パック(1リットル)を消費されるとのことです。 

現在まで約30年間、ベスト体重の58キロを維持されています。

前人未到のエージシュート達成回数

  エージシュート(Age Shoot)とは、ゴルフの1ラウンド(18ホール)ストロークプレイで、

自分の年齢以下の打数で廻ることです。

公認されるのは6000ヤード以上のゴルフコースとされています。

自分の年齢よりも少ないスコアでラウンドするエージシュートは、全てのゴルファーの永遠の夢でもあります。

健康で長生きをする。 その上ゴルフプレーをエンジョイする。 さらには、スコアーにこだわる。 

日本でエージシュートを達成したゴルファーは少なくないですが、その数が100回を超えるゴルファーは、

数人しか存在していないでしょう。

その中でも、植杉さんの回数は群を抜いており(ちなみに次に多い方が200回程度)、

その記録は前人未到とも言えます。

「エージシュートを目指して」

 

来年のゴルフ学会全国大会が「エージシュートを目指して」というテーマで、近畿支部の主管で開催されます。

そこで、日本のエージシュート記録更新中の植杉乾蔵さんに合いに熊本まで行って来ました。

ゴルフ学会近畿支部理事の中神勝先生が植杉さんのお知り合いとのことで、

伊藤章近畿支部会長に同行させて頂きました。

鹿児島空港に降りたちゲートをでたら植杉ご夫妻が迎えに来られていました。

熊本県人吉市は、熊本空港からよりも鹿児島空港の方が近いとのことです。

それでも小一時間を自ら運転して迎えに来て頂いたのには、大変恐縮致しました。

植杉乾蔵さんは1923年(大正12年)121日生まれの86歳です。

今までにエージシュートを675回達成されています(平成2210月8日現在)。

ピンと伸びた背筋から、とても86歳には見えないです。