2008年GHDタイゴルフツアー報告
早朝にタイゴルフツアーから帰国しました。
毎年開催している海外ゴルフも、今年3回目となりました。
1回目の海南島、昨年のバンコクに引き続き、今年はタイのパタヤに行ってきました。
現地では2000年より在住している長澤プロにお世話になりました。
出発前日に、福井コーチがインフルエンザにかかり、急きょキャンセルするアクシデントがありましたが、全日程を無事修了し、全員事故も無く帰国できたことは、参加者皆様のご協力の賜物と感謝申し上げます。
また、ツアーのほとんどの準備と、現地でのお世話をしてくれた、岡本コーチ、ご苦労様でした。
色々なハプニングを含め、楽しいツアー情報をお届けします。
GHDタイゴルフツアー報告2
当ツアーは、いつもハードスケジュールなんです。
昨年は、木曜日の深夜便で関空を出発して、バンコクには、早朝に着きます。
そこから、そのままゴルフ場に直行して18ホールをスルーでラウンドします。
翌日の土曜日もラウンドし、最終日の日曜日のラウンド後、深夜便で日本に帰ってきます。
関空着が、月曜日の早朝で、そのまま会社に直行されるお客様も少なくなかったのです。
有給休暇を金曜日に1日取れば、3日連続で南国ゴルフを楽しむことができるのです。
ホテル2泊、飛行機2泊、ゴルフプレー3ラウンドの強行スケジュール。
今年は、1日宿泊を増やして、フリーの日をつくりました。
その日もゴルフされた方は、4日連続のプレーを堪能されました。
いやはや、ゴルフ好きの方が多いのです。
GHDタイゴルフツアー報告3
反省しているツアー参加者のOさん。
「財布がなくなりました!!!」と初日から突然のトラブル発生。
「ゴルフをプレーしている時は、あったんですが・・・
現金とクレジットカード3枚、免許証、スーツケースの鍵も入ってたんです。」
早速、プレーをしたゴルフ場に連絡を入れて問い合わせを開始。
どこかに仕舞い込んでいるかもしれないので、家探しもした。
日本に電話して、クレジットカードも止めてもらった。
幸いパスポートは別のところに入れてあった。
盗られたのか、落としたのか、、、
本人さんは落ち込んで、小生も気の毒になってくる。
「パスポートが有るので、不幸中の幸いと考えましょうよ」と慰めたものの、気分はすぐれない。
翌朝、ゴルフ場から
「ロッカー内に財布がありました!」と連絡があった。
それにしても、お騒がせでした。
「よかった!よかった!」
GHDタイゴルフツアー報告4
一年ぶりに再会した長澤プロ。
2000年より家族と一緒にタイに永住している。
以前、岡本プロの先輩として京都のゴルフセンターで働いていた。
今では、バンコクにてレッスン活動や旅行者のお世話をしている。
日本とタイのゴルフを通じての橋渡し役を担っているのだ。
真っ黒に日焼けした顔から、元気な様子がうかがわれる。
GHDタイゴルフツアーも、長澤プロの協力なくしては、成り立たない。
最高のゴルフ場選びから、レッスンラウンド、そして添乗員役までお願いしている。
朝一番から、プレー後の夜遅くまでのお付き合いまで、ご苦労様でした。
この場をお借りして感謝申し上げます。
GHDタイゴルフツアー報告5
夕日が美しい。
凪の海に沈んでいく太陽を眺めていると、心やすらぐ。
聞くところによると、タイやベトナムでは、「ストレス」と言う言葉が無いらしい。
生活が、貧しくとも、その日を、お気楽に生きている。
日本の社会の様に、ギスギスしたところがないのだ。
街には、バイクと車が入り乱れている。
通りを一歩入ると、スラム街があり、衛生面も良いと言えない。
でも、人々の心は、何処となく暖かさを感じる。
沖縄の「なんくるないさ」に通じるところかもしれない。
GHDタイゴルフツアー報告6
初日のプレーは、カスカータCC。
毎ホールに池が配置されている。
日本のゴルフ場は、山岳コースが多い。
山側の斜面にボールを当てれば、へフェアウエーに戻ってくる。
ショットの方向性よりも飛距離が優先されるのは、そのためかもしれない。
本来、ゴルフはターゲットゲームのはずだ。
AからBに距離と方向性の両方を要求されるべきであろう。
その点、18ホールの全てに池が配置されているカスカータCCは、戦略性の高いコースである。
そこで、池のあるホールでのワンポイントレッスン!
1.
右に池があるティーショットは、池に近い右サイドにティーアップする。
2.
ボールの真後ろに立つ。
3.
自分の球筋を考えた上で、フェアウエー左サイドにターゲットを設定する。
4.
ボールの2メートル先に中間目標を見つけて、アドレスする。
5.
もう一度、目標を凝視する(この時、池の存在を頭から消す!)。
いつも通りのプリショットルーティンで、スムーズなスイングを心掛ける。
GHDタイゴルフツアー報告7
現地パタヤでは、ワゴンバンで移動した。
7人が4台の車に分乗して行動する。
大型バスよりも、小回りがきくだけでなく、自由行動もし易い。
グループ同士で会話も弾む。
初めて出合ったメンバーでも、直ぐに打ち解けるから不思議だ。
密室の中は、楽しい会話で盛り上がる。
エンターテイナーに事欠かないゴルフツアーであった。
GHDタイゴルフツアー報告8
サイアムCCのニューコースの練習場。
実は、オープン前日にプレーをさせてもらった。
コース内は、貸切り状態。
練習場の芝生は、まさしく「緑の絨毯」を張り詰めたよう。
「トーナメント会場で練習させて貰っているみたい!」と参加者の感激の声。
生芝からの練習では、打った後のターフを観察してみよう。
ボールの先に薄いディボットが取れているだろうか。
「bacon
strip (ベーコン皮)」のようなターフと取りましょう!
クラブヘッド軌道は、ボールに対してインサイドからインサイドに抜ける。
従って、ターフの方向も、ターゲットに対して少し内側の向きになる。
ターゲット方向にターフを取ろうとしているゴルファーは、少なくない。
クラブヘッドを無理に前に出そうとすると、手が身体から離れていく、悪い癖がつく。
ゴルフには、このような勘違いが意外と多いのだ。
GHDタイゴルフツアー報告9
日頃からジャスチャーが大きい!と言われる小生。
自分では、気がつかないが、こうして写真を取られると、
なるほど・・・と思う。
両手を挙げて指差しているのは、生徒さんにターゲットを差しているところ。
練習場でも、コースでプレーしているように、毎回、ボールの後ろに立つ。
1球1球狙いを定める。
目標意識を高めることで、ショットの精度がアップする!
闇雲にボールを連続で打つのではなく、毎回プリショットルーチンを取る。
ボールの真後ろから、ターゲットを見定める。
あそこに打つのだ!という気持ちを高めてみよう。
ピンに向かって吸い寄せられるような球筋をイメージする。
不思議と、ボールに磁石が付いているように、目標に向かっていくでしょう。
GHDタイゴルフツアー報告10
パタヤの街中を走っている載り合いタクシー。
「ソンテウ」と言う。
タクシーと言っても、トラックの荷台を改造して両サイドにシートを配置したもの。
パタヤビーチを南北に環状線のように走っている。
手を挙げて、ソンテウを止めて後ろの荷台に乗り込む。
目的地に着いたら、ベルを押して車を止める。
料金は、車を降りてから、助手席の窓越しに運転手に手渡す。
どれだけ乗っても、一回当たり、10バーツ(約33円)。
とても便利で安価で、行動範囲が広がる。
GHDタイゴルフツアー報告11
パタヤビーチの南側に位置するWalking
Street.
歩行者天国になっていて、ネオン街を多くの観光客が行き交う。
レストラン、ビアーバー、ゴーゴーバー、カラオケなどの店が並ぶ。
ムエタイと呼ばれる、キックボクシングもオープンスペースでやっている。
通りを歩くだけでも、パタヤの雰囲気を感じることが出来る。
GHDタイゴルフツアー報告12
勢ぞろいしたキャディーさん達。
タイのゴルフでは、ゴルファー1人に対して、キャディーさんが一人着く。
傘持ち、椅子持ち、ゴルフバック持ちと、三人を連れ歩く現地プレーヤーも珍しくない。
グリーンでは、ボールをマークして拭いてくれる。
グリーンにボールを戻すのもキャディーが、やってくれる。
ティーアップを自分でした後は、カップインまで、ボールに触らない。
まさしく王様ゴルフを満喫できる。
GHDタイゴルフツアー報告13
ホンダLPGAが開催されているサイアムCCをプレーした。
タイでは、珍しい山岳コース。
グリーンは、硬く、速く、傾斜もきつい。
砲台グリーンが多い。
グリーンエッジが短くカットされているので、ボールがこぼれ落ちる。
ガードバンカーのアゴが高い。
しかも砂の質は、パウダー系でショットの難度が高い。
通常コースよりもスコアーが5〜10ストロークは多くなるであろう。
本当のトーナメントコースと言ったところ。
コースが難しくなれば、自分のゴルフで、足らないところが見えてくる。
皆様もコースの先例を受けたことでしょう。
GHDタイゴルフツアー報告14
現地でお世話になった、筧(かけい)さん(左)。
タイ在住16年を超えるベテラン。
以前はバンプラゴルフクラブの支配人をしていた。
今回、サイアムCCニューコースを、オープン前日にプレーできたのも、現地との繋がりがあってのこと。
今回、ベストスコアーを出した中村さんに、サイアムCCのペアープレー券をプレゼントして頂いた。
「日本からタイのビジネス航空券も進呈!
と言いたいところですが、ご自身でご用意ください」
中村様、おめでとうございます。
有効期限1年間ですから、来年はペアーで参加ください!